今回は車屋さんの集客事例についてご紹介いたします。

集客方法としては、主にローカルSEO対策を実施し、Google検索やGoogleマップ検索で店舗情報の露出を増加させ、認知度の向上や新規顧客の獲得を目指して対策を実施しています。

Google検索を利用しているユーザーは非常に多く、そのユーザーに自社の店舗情報をアプローチする事で店舗の集客強化を実施しております。

それでは早速見ていきましょう。

ここでは主にどのような基準でキーワードを選定すれば良いかを簡単に解説いたします。

ローカルSEOはGoogle検索などで検索された際に自社の店舗を上位に表示する事を目指しますので、まずはユーザーがどのようなキーワードで検索を行っているかを把握する事が必要不可欠となります。

ローカルSEOがわからない方はまずは下記記事をご確認ください。
〇ローカルSEOとは

 

ローカルSEOにおけるキーワード選定についてはまずは下記2点をご確認ください。

①    どのようなキーワードで検索されると店舗情報が表示されるのか?

└ローカルパックと呼ばれる店舗情報が3件表示される枠

②    対象のキーワードはユーザーニーズがあるのか?

①に関しては、主に2通りあります。(本来2つ以上ありますが、今回は省略いたします。)

 

まずは下記2点をご確認ください。

・単体ワード

・単体×地域ワード

 

単体ワードの場合、車屋さんが想定されるキーワードは「中古車販売店」「自動車販売店」などがあげられるかと思います。

次にそのワードにユーザーニーズがあるかを確認しましょう。

上記を見ていただくと、「中古車販売店」が一番多く検索されている事がわかります。

また、単体ワードは検索者の位置情報によって検索結果が大きく変わります。

東京で「中古車販売店」で検索すると東京で近くの中古車販売店が表示されます。

大阪で「中古車販売店」で検索すると大阪で近くの中古車販売店が表示されます。

②    については上記の単体ワード×自社店舗の地域名などを掛け合わせたワードを設定しましょう。

単体ワードでは検索者の位置情報によって検索結果が大きく異なる為、「中古車販売店×地域名」などのようなワードを指標として対策を行う事をおすすめします。

車屋さんのローカルSEO(MEO)を活用した集客事例

今回は当社でローカルSEO(MEO)対策を実施している車屋さんの推移をご紹介いたします。

また、効果については、地域、業種、競合など様々な要因によって異なる為、参考として御覧いただければと思います。

まず初めに対策キーワードを見ていきましょう。

当初は対象地域を含めた「単体ワード×地域」ワードでもその他の地域の競合店舗の方が上位に表示されている状況でした。

その為、Googleに正しく店舗情報を認識してもらう為、下記のような対策を実施しております。

(一例)

・NAP情報の整備

・レビュー促進

・写真の追加

・投稿機能の活用  etc…

 

次に表示回数などの年間推移を見ていきましょう。

まずは表示回数ですが、「Google検索での表示回数」と「マップでの表示回数」になります。

施策から約4カ月間は大きな変化が無く、5カ月目からはマップでの表示が急激に増加しております。

徐々に効果が出るケースもあれば、今回の事例のように約半年間はほとんど変化が見受けられないケースもございます。

また、今回の事例では、まだ順位が上がりきっていない事もあり、「検索での表示回数」では直接(ビジネス名)で多く表示されており、表示回数も微増という形となっております。

次はユーザー行動を見ていきましょう。

ユーザー行動には「ウェブサイトへのアクセス」「電話の回数」「ルート検索」など項目があります。

店舗に直接問合せるようなユーザー行動がありますので非常に重要な指標となります。

前提として、当たり前ですが、表示される回数が増加すると、ユーザーに店舗情報が多く見られている事になります。

「ユーザー行動」に関しては、「表示回数」よりも踏み込んでユーザーが店舗情報を閲覧した次にどのような行動をとったのかを確認できる項目となります。

また、表示回数とユーザー行動を重ねて見ていただくと、多くユーザーに見られる事とユーザー行動には因果関係は無い事がわかります。

ですが、表示される母数が増える事で徐々にユーザー行動も増加している為、相関関係にはある事がわかります。

表示される回数が増加しても、必ずしも興味があるユーザーへアプローチができているとは限りません。

しかし、母数が増える事で興味があるユーザーへ店舗情報が届く確率は向上しますので、それに伴いユーザー行動にも変化が表れていることがわかります。

そのため、表示回数、ユーザー行動ともに指標として対策を実施する事をおすすめします。

具体的な調査を行いたい場合は、流入ワードを分析する事でユーザーの興味関心を把握する事が可能となります。

ローカルSEOツール「SHOPコネクト」とは?

CTNが提供するローカルSEOツール「SHOPコネクト」では、Googleマイビジネスの情報管理・更新が可能です。

Googleマイビジネスに搭載されていないローカルSEOを最適化をする為の対策キーワードの順位取得、競合比較分析、複数店舗管理など様々な機能が搭載されております。

効果検証を行いながら運用を行う事で効果を最大限に発揮します。

また複数店舗で課題となる店舗管理についても店舗情報の一元管理を行う事で工数の削減が可能となります。

低価格から実施可能となりますので、まずはお気軽にご相談ください。

SHOPコネクトの詳細はこちら

まとめ

今回の事例では、ローカルSEO対策を実施する事でウェブ上での露出が増加しユーザーと接点が増えた事により、ウェブ経由からの来店予約も同様に増加しております。

また、Googleマイビジネスからウェブサイトへ遷移しウェブサイトからの問い合わせも増加している事でリードの獲得といった見込み客を獲得できている事も大きな強みとなっております。

ローカルSEOはGoogleが各店舗を評価しランキングなどを決めているため、Googleから評価を獲得する必要があります。

評価はすぐに獲得できる物では無く中長期的に実施する必要がありますので効果が出るまでに6カ月~1年程を見ていただく事をおすすめいたします。