保険会社各社の口コミを徹底比較!自動車保険会社の仕組みとは?
自動車を購入したら考えておくべきはことといえば、自動車保険についてです。自動車保険に加入したくても、保険会社の数は膨大で、どこの保険会社に加入すればよいのか悩みます。 ● 保険会社によって補償内容に違いがあるのか? ● 保険料は保険会社によってどれくらい違うのか? ● 事故を起こした時の対応などはどうなっているのか? 自動車保険会社について、さまざまな疑問を解決するためにかなりの時間を必要とします。そこで今回は、自動車保険会社の仕組みや比較することで、的確に自動車保険会社の選ぶ方法を解説していきます。
目次
自動車保険会社の仕組みはシンプルなもの?

事故を起こし相手が死傷したり、相手の自動車などを破損した場合、多額の賠償金を請求されることがあります。もし、自分が加害者となってしまった時、どのような対応をすればよいのか、ほとんどの人が自分の力では解決できません。このような場合に備え、自動車は保険に加入する必要があるのです。
「自分は安全運転を心がけているから自動車保険は必要ない」
「自分は運転が上手だから自動車保険はもったいない」
自分の運転を過信すると、思わぬ事態に巻き込まれてしまう時も…。例えば、車道を慎重に運転していても突然、歩行者が飛び出してくるかもしれません。たとえ非がないと思っても、ドライバーに10%~20%程度の過失が問われることがあるのです。
したがって、自動車を運転する上で最低限の義務としての自動車保険の加入が原則とされています。
自動車保険は、大きく2つに分けられます。加入義務のある自賠責保険、そして自賠責保険でカバーできない部分を補足する任意保険です。
自賠責保険とは?
自賠責保険とは、自動車損害賠償保障法に基づき、自動車への加入が義務付けられている保険です。 自賠責保険に加入していない自動車で公道を走行すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、免許停止などの重い処分が科されます。そのため、車検を受ける時は、自賠責保険への加入が必須です。
自賠責保険で補償されるのは対人のみです。自賠責保険での、1名あたりに対する支払限度額は、
- 死亡による損害:最高3,000万円
- 後遺障害による損害:最高4,000万円
- ケガによる損害:最高120万円
自賠責保険は補償範囲の選択ができないため、保険料も一律で、どの保険会社でも加入できます。
任意保険とは?
任意保険は、補償内容を自分の意向に沿ったものに設定できます。そのため、保険料は補償範囲や保険会社によって違ってくるのです。補償対象は、対人、対物、人身傷害、車両の4つから基本、成り立っています。これらの補償が軸となり、さらに【特約】というオプションをつけることで、任意保険の補償内容の幅を広げることができるのです。
これらの補償額は、自分の希望に沿ったものに加入して、その保険料を算出します。
自動車保険会社の選び方とは?
ドライバーにとってお守りともいえる自動車保険ですが、どこの保険会社が自分に合っているのかは気になります。補償内容は、正直どの保険会社も差はありません。それでは、なにを基準に選べば良いのか詳しく解説していきます。
自動車保険の内容に自信がない時は対面型がオススメ!
自動車保険の内容をしっかり把握しておくことは大前提ですが、このような場合には、直接担当者と会話ができる対面型自動車保険会社がオススメです。
- より詳しく保険の内容を知りたい
- 事故を起こしてしまった時、すぐに連絡をとりたい
- 契約内容の変更などを直接依頼したい
対面型であれば、時間をかけて担当者と掘り下げた面談も可能です。代理店や担当者がいることで自動車保険がより近いものになります。
経費を削減しつつ補償を拡充するならネット型がお得!
ネット型保険の強みは、なんといっても保険料の安さです。インターネット経由で自動車保険会社に加入するため、対面型に比べると2割ほど保険料が安く抑えられます。補償内容は、対面型の自動車保険と変わりなく補償内容よ拡充も可能です。
自動車やインターネットに詳しい人にとってネット型自動車保険会社は、経費を削減しつつ煩わしさも還元できます。
自動車保険会社3社を比較!
自動車保険の加入方法は、大きく分けて対面型とネット型から選択できることがわかりました。そこで、さらに詳しく、それぞれの自動車保険会社を3社ピックアップして比較、口コミを確認していきます。
〇セゾン自動車火災保険
セゾン自動車火災保険会社は、対面型の自動車保険会社である、損害保険ジャパン日本興亜と連携し、事故対応サービスを行う体制を構築しているネット型自動車保険料会社です。40代~50代の最も自動車の運転率が高い世代を対象に割引があり、他社より安い保険料で加入できます。
対人・対物補償、無保険車傷害の基本補償は無制限という点では特化した安心できる保険会社です。LINEでの問い合わせが可能で、気軽に保険料の見積りができます。
〇三井ダイレクト損保保険
三井ダイレクト損害保険は、対面型保険会社の三井海上火災保険とあいおいニッセイ同和保険を中核とするMS&ADインシュアランスグループのネット保険です。収入金額は世界第5位で、日本だけでなく各国で愛されている自動車保険会社の1つといえます。
インターネットで手続きをすれば、10,500円の割引やASV割引など最新の自動車事情に沿った新しい自動車保険を常に提案しています。
〇東京海上日動火災保険
対面型の自動車保険会社でトップの業績を誇る東京海上日動火災は、2004年10月、ミレアホールディングス傘下の東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併して、発足しました。対面型の自動車保険と言うこともあり、日本のみならず世界各国に店舗を構えています。
自動車保険が自由化されて以降、新商品をどこの保険会社よりも先駆けて発表しています。東京会社日動火災の商品が基本となり、他社が販売するため保険料は他社に比べると少し割高です。
自動車保険会社の口コミをチェックしよう!
それでは、先に挙げた3社について実際の声はどうなっているのか、口コミを参考に自動車保険会社をチェックしていきます。
〇セゾン自動車火災保険への口コミ
- 補償内容は他社と比較してもさほど変わらずでしたが、セゾンは保険料が安かったので加入しました。
- セゾンでずっとお世話になっていました。50代までは安く感じましたが、60代になると他の保険会社と変わらなくなったので対面型に変えました。
〇三井ダイレクト損保保険への口コミ
- 三井ダイレクトは、保険料がネット保険の割に高めなのでもう少し安くなると嬉しいです。
- ネット保険は電話のやりとりに不安があったけど、三井ダイレクトの窓口は親切で他のネット保険会社に比べて安心できました。
〇東京海上日動火災保険への口コミ
- 東海の保険は、ドライブレコーダー特約やサイクル保険など自動車保険のみならず、充実した内容の保険が揃っていて心強いです。
- 東京海上は、事故等がなければ掛け金が少し減るが、もう少し安くなれば助かります。
ネット保険は安くて補償も充実している反面、一定の条件を満たさない場合は、保険料の安さを感じることができないこともあります。その一方で保険料は、高く設定されていますが、ネット保険に比べ補償内容や範囲がわかりやすく、対応もしっかりしている印象を持つのが対面型保険の口コミは多くなっています。
自動車保険会社のセールスポイントから自分に合った保険をみつけよう!
自動車保険会社で引き受ける保険のうち、自賠責保険はどの会社も保険料は同じです。しかし、任意保険は、自動車保険会社独自の商品で保険料も違えば、補償範囲も自分に合ったプランに組み合わせができます。自動車保険会社を選ぶ秘訣は、任意保険の補償内容やセールスポイントを把握することです。
〇自動車保険の複数社一括比較は下記がおすすめです!
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まとめ
最近では、基本の補償に加え特約もかなり充実した商品が販売されています。 その点も踏まえ、どのような自動車保険が自分にとってメリットがあるのか見極めて、自動車保険会社の特性を知れば、自分に合った保険に加入できる秘訣といえます。
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