細い道路や狭い駐車場では小回りが効く軽自動車が大活躍です!

島国で独自の進歩を続け、不況知らずの人気ですが、個人消費者だけで無く、ビジネスシーンでも頼もしいパートナーとして、その役割をしっかりと果たしています。

今回は商用車として、社会に大きく貢献している軽自動車にスポットを当てていきましょう。

働く車といえば大きな車体を想像するかもしれませんが、それは大きな工事現場や長距離輸送などを思い浮かべてしまうからかもれません。

実際に街中を走る商用車は、コンパクトサイズが多く利用されています。

普段、車を利用されている方は軽自動車の取り回しやすさや、使い勝手の良さ、またコストパフォーマンスに魅力を感じているはずです。

それこそ、商用車としての軽自動車の大きなメリットとなっています。

特に軽バン、軽トラといわれるタイプは荷物を載せるスペースが確保され、大容量を実現しています。

もちろん営業車両として、一般的な軽自動車も多く使われています。

業種を問わず軽自動車は、幅広く活用される素質を持っているのがわかります。

商用車として軽自動車が人気な理由としては下記のようなものがあります。

①コンパクトなサイズのボディーを生かして、制限あるスペースでもその力を十分発揮することができる。
②多種多様な用途に応じて、対応可能な車種とそのバリエーションがある。
③車両価格が手頃で、かつ税金、その他の維持費が安く抑えられる。

商用車で利用できる軽車両は何車種ある?

軽自動車の商用車として軽貨物車両を指すことが多く、大きく分けてトラックタイプ、バンタイプ、ボンネットタイプに分類されます。

軽バンは一般仕様と商用車仕様の両方を発売している人気車種もあります。

4ナンバーで登録する際は、貨物軽自動車扱いとなります。

タイプ 車種
トラック
タイプ
ダイハツハイゼットトラック、スズキキャリィ、
ホンダアクティトラック、ニッサンNT100クリッパー、
スバルサンバートラック、三菱ミニキャブトラック、
トヨタピクシストラック、マツダスクラムトラック、
三菱ミニキャブミーブトラック
バンタイプ ダイハツアトレー、ダイハツハイゼットカーゴ、
スズキエブリィ、ニッサンNV100クリッパー、
三菱ミニキャブバン、三菱ミニキャビミーブ、
マツダスクラムバン、スバルサンバーバン、
トヨタピクシスバン、ホンダアクティブバン
ボンネットタイプ ホンダN-VAN、ダイハツハイゼットキャディー、
スズキアルトバン、ダイハツミライース、
ダイハツミラバン

・トラックタイプ・・・軽トラとして馴染みの深い軽自動車です。

作業としての能力が高く、コンパクトで軽量、低燃費、小回りがきいてフットワークが軽いのが大きな特徴です。

実際に製造しているのはダイハツ、スズキ、ホンダのみになります。その他のメーカーはOEM車となります。

・バンタイプ・・・乗用車としての軽自動車は、通常フロント部分にエンジンを搭載(FF方式)していますが、貨物用は運転席の下(FR方式)か、リアシート下(MR方式)に搭載することで、車内の空間を広く確保し、より多くの荷物を積載することができるようにしています。

・ボンネットタイプ・・・いわゆる軽ボンバンといわれているタイプで、ハッチバックのライトバンのことを指します。

あまり種類は多くありませんが、かつては商用車の軽自動車として主流となっていました。

用途に合わせて6車種紹介

◯おすすめ軽トラならコレ!

●スズキキャリイ

スズキキャリィ

低燃費、低価格、コスパで選べばスズキキャリイがダントツでしょう。

軽トラ初心者でも取り回しやすい足回りに加えて、充実の安全装備、ハイルーフや広いドア開口部など快適な室内空間もしっかりと配慮されています。

グレードにより乗用車並みのカラー揃え、使いやすい収納スペース、しかも悪天候時の作業でも、安心の撥水加工シートで気兼ねなく乗車できるのが魅力です。

 

●ダイハツハイゼット

(752,000円~)

ダイハツハイゼット

ダイハツハイゼットも、豊富なカラーの中からお好きな色をチョイス、もはや軽トライコール白という概念は、消えつつあります。

軽トラナンバー1の広さでたくさんの荷物を積み込むことが出来ます。そして25個のフックでしっかりと積載物を固定、安心安全に運べるよう配慮されています

業界最長の防サビ保証はボディ外板表面3年、ボディ外板穴あき5年もついています。

(968,000円~)

◯おすすめ軽バンならコレ!

●ダイハツハイゼットカーゴ
ダイハツハイゼットカーゴ

DNGA(Daihatu New Global Architecture)という名のもと、ダイハツが基本性能の向上に向けて大きく動き出しています。

ダイハツハイゼットカーゴは商用車としてあらゆるシーンを具体化し、クラスを超えた安定感と乗り心地を追求しています。

(1,155,000円~)

 

●スズキエブリィ
スズキエブリィ

大きなバックドアの開口部と低い荷室床面地上高によって荷物の積み降ろしなどの作業がしやすく負担軽減に役立つ設計で、大容量の荷物を運ぶことができる、使用する人にとことん優しい商業車としてスズキエブリィは長く人気です。

スズキの高い安全技術、SUZUKI Safety Supportも装備され、毎日の仕事をサポートしています。

(971,300円~)

◯今でも優等生、ボンネットタイプ!

●ホンダN-VAN

ホンダN-VAN

ホンダN-VANは見た目通りのスクエアボディー、そのデザイン性には無駄がなく、さらに床を低く天井は高くすることで、隅々まで目一杯荷物を積み込むことができます。

しかも全タイプにHonda SENSINGを標準装備、快適で安全な走行をサポートしてくれます。2018年7月の発売以降、ベースとなっているN-BOXとともに人気車種となっています。

(1,276,000円~)

 

●スズキアルトバン

スズキアルト

2014年12月にフルモデルチェンジした8代目スズキアルトバンですが、その歴史は古く、軽自動車の商用車として草分け的な存在と言えるでしょう。

その小さなボディーはコンパクトでありながらスタイリッシュで洗練されており、驚くほどの低価格というパフォーマンスに爆発的な人気を博しました。

2021年8月に生産終了となり、現在は乗用車タイプのみが残存する形となってしまいました。

商用車の軽自動車はリースがお得?

もともと商用車としての軽自動車は乗用車と異なり、低価格が売りのものが多く、購入しやすい市場と言えます。

しかし、ある程度まとまった資金が必要であることには変わりありません。

事業を円滑に進めるためには、なるべく手元に資金を温存しておきたいのが本音です。

リースなら初回から毎月一定の料金を支払い続けることで希望の軽自動車に乗ることができます。

さらに事業規模拡大にともない、複数の商用車が必要になった場合でも対応可能です。

また車検代を含むクルマのメンテ費用も料金に含まれており、経費としての計画も立てやすくなり、節税効果も期待できます。

購入した場合に生じる減価償却の計算など、煩わしい処理の必要もないので、じっくりと業務に専念できるのも強みですね。

まとめ

コンパクトなサイズで運転しやすい、コスパが良い、軽自動車に乗るメリットは数多くありますが、税金面でも乗用車で10,800円、商用車で6,900円と一般車と比較してもかなり優遇されているのがわかります。

最近では税金その他維持費を考慮してあえて軽貨物車両を選択する人々もいます。

また乗用タイプにはない仕様が逆に人気を呼んでいる車種もあり、ユーザーの利用目的が多様化してきている事がわかります。

これからも軽自動車の商用車は売上が伸びていくと予想され、さらに顧客のニーズに合致したモデルがどんどん登場してくるでしょう。

手軽に軽自動車の商用車を、無駄なくニーズにピッタリ合致させて活用する時代になりつつあります。

賢くリースを利用して、事業を進めていきましょう。